皆様、こんにちは(^-^)
今日は、長期継続してもらうために感じていることを、別業種の例で書かせていただきます。
これは、私が普段利用しているお店で感じていることで、パソコン教室経営にも通じるところがあるのでないかなぁと思っています。
新規顧客獲得は大切ですが・・・
あるお店が、新規顧客開拓のために、○○などのサイトに多額の費用を費やしておられます。
そして、ある程度の新規顧客獲得の効果はあるようです。
薄利多売方式で、予約を詰められる限り詰めて、多くのお客様を回転させ、広告費用をペイしようと考えておられるようです。
一人でも多くのお客様をお世話したいというお気持ちもおありだとは思いますが、そのお店が理念として掲げておられる「プライベート空間」が実行されていません。
一人だけのスタッフ(オーナー)で切り盛りされている「1対1」で対応する業種ですが、予約してお邪魔しても、殆ど、どなたかと被ります。
「プライベート空間」を求めて来られた方は、どう感じておられるのかなぁ?
理念と異なっている訳だから、大半の方は、当然、継続顧客にはなっていただけないのではないかなぁ?と…。
だから、永遠に高額な募集広告を出し続ける必要が出てくるのではないかな?と…。
もし、継続顧客に繋がっていたとしたら、キャパ的に何れは限界が来るはずで、何ヶ月も多額の広告宣伝費を払い続ける必要は無くなるはずで…。(;''∀'')
費用対効果が得られなくなったら、広告はやめるつもりだとおっしゃっていましたが、正直、それじゃあ、手遅れなんじゃない?と感じています。
それまでにお店のイメージが出来上がってしまい、口コミで拡がってしまいます。
パソコン教室バブルの頃からやらなきゃいけなかったことを、はじけてから慌ててやるのと変わりないからです。(^_^;)
一期一会の理念を大切に
施術をしていただいている最中に予約のお電話が入ったりすることがあります。
当たり前かのように、施術中の顧客を放って、お電話に出られます。
せっかく、無料で使える「予約システムクービック」があるのに、どうして、導入されないんだろう?顧客に待たせて当たり前と思っておられるんだろうか?
と、いつも、疑問に感じています。
私なら、新規募集に多額の費用を掛けるより、1時間帯は1顧客様のみ、施術中のお電話は、「予約システム」を使っていただくことなどで減らし、どうしてもお電話でしか予約できないというお客様のために、電話転送サービスを利用するなどして、絶対に施術中には自分では受けないと思います。
パソコン教室でも、授業中に予約や変更のお電話が入ったりして、平気で授業中にその電話に対応されているお教室もお見受けしますが、正直、なんだかなぁ?と感じます。
「今」対応しているそのお客様に対して全神経を集中させるべきなんじゃないかなぁ?と…。
「一期一会」ですね。
実は、そういう小さな積み重ねで、お客様の満足度も高まるのではないのかなぁ?と。
理想のお店の形の一つ
それに対して、既存顧客の満足度を高めて成功されているお店もあります。
そのお店は料金は高いのですが、品質の良いものを使っておられます。
顧客が同一時間帯に被ることも、絶対にありません。
1日に受けられるお客様は平均3~4名、お客様とお客様の間には30分程度の余裕をみられています。
最寄り駅までの送迎サービスなどもしていただけて、まさにVIP並みです。
そのお店は、ほぼ全員が口コミや継続顧客のため、新規募集の広告にも、一切、費用を掛けておられません。
私のように他県から出向いておられるお客様も多いようです。
ご自身の苦労も少なくて、お客様の満足度も高いという理想的な運営だと感じています
個別授業形式のパソコン教室の場合は
マンツーマンを売りにしておられる教室を除き(そういう教室はそういうご要望をお持ちのお客様が集まられるでしょうから)、個別授業形式のパソコン教室では、1クラスの人数は多過ぎても少な過ぎても良くないと感じています。
たまに、1時間帯に20名くらいの生徒さんが入っておられて、「こんなにたくさんの方が受講されていますよ」みたいなお写真を目にすることがありますが、仮に20名の生徒さんを3名の講師で担当させていただくなら、3つの部屋に区切るべきだと思います。
3名で20名を担当させていただいていたら、1名で18名を見ることもあるという認識が必要ではないかと…。
何より20名も1クラスに詰め込んだら、クラスの和ができず、その段階で、教室の楽しさが半減しますが…。
あるいは、1クラスが1~2名だから十分目が行き届き満足だろう?と思いがちですが、マンツーマンを売りにしていないのなら、それも、違うのでは?と感じています。
私たちのような教室へお越しになる生徒様は、何を求めて来られているかを再認識する必要があるのかな?と…。
最後になりましたが、新規の会員教室様の募集を再開させていただきましたら、毎日のように申請をいただきます。
ありがとうございます。
これだけ、新規募集をお待ちくださっていたのだなぁと申し訳なく思っています。
中には、「〇〇のテキストで検索して辿りついた」と書いてくださった方もありますので、弊社も、たまには広報しなくっちゃと感じています。(;''∀'')
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