教室に通うのが楽しくなるテキストです。

商業簿記2級(3)00 簿記一巡の手続き(最後)

すみません。

昨日(6/10)、体調不良で休ませていただきました。

取り敢えず、朝の時間に書いておいたので、アップしておきます。

00 簿記一巡の手続き(P.3~8)

簿記一巡の手続きの最後です。

 

試算表を作成する問題ですが、3級で散々精算表の練習をして来られたと思うので、精算表のつもりで書き始めると失敗しますね。

 

表(列)のタイトルに注目です。

「決算整理残高試算表」は、開始仕訳と期中取引だけを行った状態で作成します。

「決算整理残高試算表」は、決算整理仕訳を加味した状態で作成します。

「繰越試算表」は、貸借対照表と同じで、総勘定元帳を「次期繰越」で締め切る勘定科目(要は、資産・負債・純資産に属する科目)だけを集めます。

 

その際に、P.6の当期純利益の振り替え仕訳をされて、気づかれたかと思いますが、貸借差額(損益勘定の貸借差額でもある)は、当期純利益を示しますから、「繰越利益剰余金」に含めておく必要がありますね。

 

 

資産・負債・純資産を「次期繰越」で締め切り、費用・収益は、損益勘定へ集合する決算方法を「英米式決算法」と言います。

今日もハッピー♪
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