商業簿記2級（5）02 商品売買

商品売買は、3級で学習してきた「3分法」の他に、「売上原価対立法」が登場して来ました。

念のために、「3分法」を復習しておきますと、商品勘定を3つに分けて処理する方法です。

「仕入」「売上」「繰越商品」の3つでした。

それに対して、「売上原価対立法」は、「売上」という収益を計上すると同時に、「売上原価」という費用の科目を対立して計上するという方法です。

工業簿記の最初の単元を学習してくださった方には、「あ～ん！(^^)v」って感じかと…。

工業簿記では、例として800円の完成品を1,000円で掛売したとすると、

売掛金　1,000　／　売上　1,000

売上原価　800　／　製品　　800

と、「製品」勘定から「売上原価」勘定に移動しましたよね？

「売上」を計上すると同時に、必ず、「売上原価」にも計上しました。

これと、全く同じなんです。

「製品」と「商品」の違いですが、「製品」は、自社で製作したもの、「商品」は、販売目的で他社から購入してきたものなのです。 

商業簿記は、製造業ではなく、一般的に商品売買業を対象としていますので、「製品」が「商品」に変わるだけです。

こう思うと、とっても簡単ですよね。

3分法のように、「売上原価」を求めるための「仕／繰」「繰／仕」の仕訳も不要な訳です。

簿記は、当たり前ですが、こんな風に商業簿記も工業簿記も絡み合っています。

両方を関連付けて考えてみると、より理解が深まり、楽しくなりますね。(#^.^#)

余談ですが、うちのような場合は、微妙ですよね？

テキストの内容そのものを考えて制作しているのはうちで、

実際にテキストを印刷したり製本するという製造工程はテスコ様で、

それを、お教室様に購入していただき、

お教室様は生徒様に販売していただくという感じで、

本元を作っているのは弊社なので製造業のような気もしますが、どうも、弊社の場合は、卸売業になるようなんです。

テスコ様に製造していただいたものをお教室様に卸すって考えなんでしょうね。

（税理士さんの処理です）

お教室様は、間違いなく、講習等はサービス業で、テキスト販売は小売業になるので、分かりやすいですよね。  

今日は、テキスト制作中に、(@_@。＼(゜ロ＼)　( 一一)　現象に見舞われまして…。

本文中の「この部分重要だから、赤文字にしておこう！」と、左余白をマウスでクリックしたら、1行全部消えてしまいまして…。

「エッ！？赤にしちゃダメって？」

「私の心読んだ？」

「マウスに何かプログラム仕組んだ？」

な～んて、ワードとアホな会話をしていたわけではなくてですね～！

「うん！？変だなぁ？」と、「じゃあ、その上の行は？」と思って、同様にその上の左端をクリックしたら、またまた、消える！(＠_＠;)

「じゃあ、セル内は？」と、修正履歴の1つのセルをクリックしたら、同様に消える！

「こりゃあ！マズイ！」と焦りまして、ネットで情報収集！

その結果、次のような情報が得られましたので、共有させていただきますね。

万一、こんな現象に見舞われましたら、ご参考にされてください。 

これを箇条書きにしてみます。（Windows11＆ワード365の環境）

1. 「ファイル」をクリックして、最下部の「オプション」をクリックします。
2. サイドメニューの「詳細設定」をクリックします。
3. 画面を中ほどまでスクロールして、「表示」カテゴリ内にある「ドラッグ中も・・・」のチェックボックスをクリックして、オフにします。（上の画像の赤枠参照）
4. 「ＯＫ」をクリックします。
5. 「ワード」など起動しているソフトを終了します。
6. パソコンを再起動します。

とまあ、こういうことかと思います。

その結果、無事に直りました。

こんなところをオンにする訳はなく、原因は不明です。(;^_^A 

ショップの掲示板ですが、投稿の通知を受け取らない設定にされているお教室様も多いので、こちらで共有させていただきます。 

先日は、テキスト制作に関するアンケートにご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。

結果は次のとおりとなりましたので、ご報告させていただきます。

（％表示の小数第１位四捨五入）

• １位：ワードWin11版　38％
• ２位：インターネット関連　33％
• ３位：スマホ関連　19％
• ４位：エクセルWin11版　10％

これにより、現在、以下のテキストを同時進行で制作（改訂）中です。

• ワード中級プラスWin11版
• インターネット（2）
• インターネット（4）

インターネット（3）につきましては、改訂が終了しまして、本日より第9版で発売中です。

インターネット（2）や（4）は大きな変更がございますので、しばらく、購入はお控えいただいたほうが良いかと思います。

ワードやエクセルに関しましては、初級プラス以上の方は、Windows10版をWindows11版のテキストとしてご使用いただいても、全く問題がないレベルです。

引き続き、ご希望に沿って進めますのでよろしくお願いいたします。

ワードは、継続性がありますので、中級プラスが終了しない内に上級に手を付ける訳に行かないので、終わり次第、上級へ進ませていただきます。

貴重なご意見やご感想もありがとうございました。

順次、ブログ内にて、どなたが書かれたかわからないようにしてご紹介させていただき、それに対するご返事も共有させていただきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

あ、「ブログに書いちゃ困るよ～」というお教室様がございましたら、ご連絡くださいね。

お名前も地域も伏せますので、恐らく、どなたが書かれたかわからないと思いますが…。

では、引き続き、制作頑張ります。(^^)v