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商業簿記2級(55)16 決算手続(続き)

今日のテーマ:商簿2級(損益計算書・貸借対照表)/ふるさと納税

16 決算手続(P.126~129)

問題16-10

16決算手続きの最終問題で、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)を作成します。

4ページ分になりますが、頑張ってやって行きましょう。

 

解いただけずつ書き込んで行く方法でやってみます。

なぜ、仕訳を全て終わらせてから解かないかというと、途中で時間切れになってしまった場合に、いくら仕訳が全部正解でも、解答欄に書き込む時間が無くなれば、得点は0だからです。

そのため、得点の取れる箇所を先に書き込んで行くわけです。

 

商業簿記も工業簿記も考え込まずにスラスラ解ける場合は良いのですが、そうでないと、時間切れになる可能性が高いです。

そのため、普段から得点力を上げる習慣を身に付けておきます。

 

(1)

B/S:「現金預金」~「売掛金」まで及び売上債権の合計1,100,000まで記入

   「貸倒引当金」22,000を求めて、同金額と差引まで記入

P/L:「貸倒引当金繰入」に7,000と記入(22,000-15,000)

 

(2)

P/L:「売上高」~「売上総利益」まで記入、「棚卸減耗損」も記入

B/S:「商品」に208,800と記入(P/L期末の222,000-評価損5,800-減耗損7,400)

    720×2,900とも一致するか確認しておけば、完璧

 

(3)

「未払費用」105,000は、給料75,000と通信費30,000で再振替はなされていない。

当期の未払いは、給料82,500と通信費31,500ということで、

B/S:「未払費用」に114,000と記入

P/L:「給料」に687,500と記入(680,000-75,000+82,500)

   「通信費」に81,500と記入(80,000-30,000+31,500)

金額計算は、工業簿記の経費等を求めるT勘定をメモしても良いし、仕訳をイメージしても…。

<給料の例>

(期首)未払費用   75,000 / 給  料   75,000

(支払)給  料 680,000 / 諸  口 680,000

(期末)給  料   82,500 / 未払費用   82,500

 

(4)

支払時に資産法(前払費用90,000)で処理しており、毎月7,500円ずつ費用化している。

B/S:「前払費用」に52,500と記入(60,000-7,500)

P/L:「保険料」に37,500と記入(30,000+7,500)

 

(5)

4,500,000×3%=135,000

P/L:「製品保証引当金繰入」に135,000を記入

B/S」「製品保証引当金」に135,000を記入

 

(6)

B/S:「建物」に3,800,000を記入(3,400,000+400,000)

   「減価償却累計額」に518,000(501,500+8,500+8,000)と差引を記入

     旧建物:8,500

     新建物:400,000÷25×6/12=8,000

   「備品」に1,800,000を記入

   「減価償却累計額」に648,000(624,000+24,000)と差引を記入

     備 品:24,000

P/L:「減価償却費」に398,000を記入(357,500+8,500+8,000+24,000)

   「修繕費」に160,000を記入(560,000-400,000)

 

(7)

500,000×2%×3/12=2,500

P/L:「支払利息」に7,500を記入(5,000+2,500)

B/S:「未払費用」に116,500に修正(3の114,000+2,500)

 

(8)

575,500×40%=230,200

P/L:「法人税、住民税及び事業税」に230,200を記入

B/S:「未払法人税等」に100,200を記入(230,200-130,000)

 

(9)

337,700×40%=135,080

B/S:「繰延税金資産」に135,080を記入

P/L:「法人税等調整額」に△26,280を記入(108,800-135,080)

 

後は、T/Bの上から順に漏れがないか確認しつつ、未記入の箇所は記入します。

最終的にT/B繰越利益剰余金259,500+当期純利益305,880=565,380がB/Sの繰越利益剰余金と一致すればOKですね。

 

これで、決算手続きは終了になります。 

ふるさと納税は9/3までがお得かも…。

ふるさと納税の自治体指定が毎年10月~翌年9月ということで、ご存じの方が多いかも知れませんが、10月より従来より返礼品について、少し厳しめになるようです。

 

返戻品は、寄付金の30%までというのは、従来と変更がありませんが、付随費用(諸経費)を含んで50%までという内容等が盛り込まれました。

 

ということで、従来より返礼品の金額や品数に変更がありそうです。

ちなみに、リンク先のふるさとチョイスは、今現在、50万品目ということで、品目的には十分ですけどね。(;^_^A

 

ギリギリですが、「エクセル」のテキストのキリがついたところで、「ふるさと納税」のテキストの見直しをしつつ、私も駆け込みで申し込みをしました。

画像のように、9/3までキャンペーン中なので、申込み予定の方は、お早めにしてみられては如何でしょうか?

 

急上昇ランキングに上がっていた「ピオーネ」や「桃」などを、取り敢えず、お気に入りに入れて、申し込もうと思ったら、ピオーネは既に品切れでした。(;^_^A

「桃」や、普段、なかなか入手できないお魚類や、後、個人的に超お気に入りの豆菓子とかを申し込んでみました。

 

キャンペーンは、寄附金額5,000円を超えるごとに複数口の応募になるようですよ。

こちらも、何か当たると良いな。(#^.^#)

今日もハッピー♪
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