教室に通うのが楽しくなるテキストです。

簿記3級(13)商品売買・消費税/GoogleウォッチにSuicaを追加

こんばんは。

商品売買の続きですが、借方または貸方に複数の科目が登場する仕訳になって来ました。

昨日書いた要領で、読んだだけずつ仕訳をします。

今日は、資産だからとか費用だからなどの説明は省略します。

不明な場合は、昨日の説明をご覧ください。

 

【問題4-2】

6/2

  • 「100,000の商品を仕入れ」で、(借方)「100,000」
  • 「代金のうち30,000円は現金で支払い」で、(貸方)現金30,000
  • 「残額は掛けとした」で、(貸方)買掛金70,000

6/8

  • 商品を160,000で販売し」で、(貸方)「売上160,000」
  • 「代金のうち半額は現金で受け取り」で、(借方)現金80,000
  • 「残額は掛けとした」で、(借方)売掛金80,000

最後の「残額は掛けとした」は、両日とも同じ文章ですが、売上に対する掛け、仕入に対する掛けと考えていただけばおわかりいただけますね。

 

6/25や6/30の仕訳は、昨日と同じですので、ご自分で考えてみてください。

 

次に、総勘定元帳への転記ですが、

昨日書いていたように、慣れるまでは相手科目を最後に書きましょう。

例として、6/2の仕訳を「現金」勘定に転記する場合を見てみます。

 

「現金」勘定の貸方に30,000ですから、「6/2 仕入 30,000」となりますが、

この「仕入」(相手科目)を先に書いてしまうと、つい、「仕入」の金額に目が行ってしまい、100,000と書いてしまう人が多いのです。

そのため、「6/2    30,000」と書き込んでおいてから、相手科目を書くと良いです。

もちろん、慣れて来られたら、順に書かれても問題ありません。

結構、学生は、先に相手科目を書いてしまうと、金額を間違えてしまうというパターンが多かったので、参考にしてください。

 

【問題4-3】 

(設問1)は、問題4-2とほぼ同じなので問題ないかと思います。

 

(設問2)で、人名勘定という用語が出て来ましたが、指定勘定科目を見ていただくと分かるように、「買掛金」や「売掛金」の代わりに、企業名を使って仕訳をすることになります。

例えば、3/2の(貸方)「買掛金」が、(貸方)「福岡(株)」となる訳です。

他も、同様ですので、ご自身で考えてみてください。

 

ちなみに、なぜ、こんなことをするかというと、

得意先や仕入先の数が少ない場合は、個々の企業別に管理したほうが、売掛金の回収も、買掛金の支払いも管理しやすいからです。

 

ただし、弊社の売上のように、得意先(購入してくださるお教室様)が膨大な数の場合は、個々のお客様別に管理していたら、大変なことですよね?

そんな場合は、「売掛金」で処理することになります。

 

 

ちなみに、余談ですが、「株式会社」を短縮するために、(株)と書く機会は多いですね。

(株)と書けば問題ないのですが、ワード文書などで使用するようなカッコが小さい文字は、組み文字と言って、「」と「」と「」を1文字で表しています。 

 

これをネット上で使用すると、「機種依存文字」といって、大抵の場合は、文字化けを起こして、??などで表示されます。

ネット上では、機種依存文字は使用しないということを知っておかれると良いでしょう。

組み文字(複数文字を1文字分のスペースで表している文字)の他に、丸付き数字とかローマ数字半角カタカナなどもそうなので、気を付けたいですね?

農林水産省の機種依存文字に関するページ 

実務の続き(消費税3)

9-5-4 非課税取引

昨日、少し触れました「不課税取引(課税対象外取引)」以外に消費税がかからない取引になります。

建物の購入でも居住用建物は、消費税の対象にならないと言っていたものです。

これも、難しいことは考えずに、テキストに赤字で書いておいたような部分を覚えておいていただけば良いかと思います。

これも、教室の立場で考えてみます。

 

(1)消費税の課税対象としてはなじみにくいもの

・土地の賃借-地代家賃(賃借料)

例えば、ご自身や生徒さん用の駐車場用地を借りておられる場合、仕切りのロープとか輪止めのブロックなどが置いてあると、「土地の貸し付け」とはみなされず、「施設の貸し付け」とみなされるので、課税です。

資材置き場のように、埋め立てただけで、何も施してないような土地は非課税です。

 

会計ソフトは、「地代家賃」は、課税仕入で判断するので、もし、最終行のような土地を借りておられる場合(コースロープも敷いてないような土地もあったりしますよね?)は、税区分を非課税に変更する必要があります。

 

・保険料

火災保険とか自動車保険などですが、会計ソフトでは勘定科目で非課税と判断してくれます。

処理上は、特に何も気にしていただくことはありません。

 

・租税公課

収入印紙と切手を、郵便局で購入した場合ですが、見た目はそっくりでも、収入印紙は印紙税を支払うために貼るものなので、税金に税金はかかりません。ということで、非課税です。

 

切手は、厳密には、切手を貼ってポストに投函などをしたときに配達という役務の提供を受けるので、そこで消費税を抜き出すのですが、そんな面倒なことは、日常業務でしていられないので、継続適用を条件に購入時に消費税を抜き出しても良いことになっています。

「継続適用を条件に」というのは、いつも、切手を購入したときに消費税を抜き出す処理をするなら、投函した都度とか面倒なことはしないでも良いですよということです。

 

切手は「通信費」なので、会計ソフトでは、科目で課税仕入と判断してくれますし、「租税公課」は非課税仕入と判断してくれますので、どの勘定科目で処理するかだけ知っておかれれば大丈夫です。

 

・商品券やGoogleカードAppleかードなど

それを購入した段階では、まだ、「消費」という行為には該当しないので、非課税仕入です。

勘定科目は、一般的に「前払金」(資産)で処理するかと思います。

前払金も、会計ソフトが消費税とは関係ない(対象外)と判断してくれるので大丈夫です。

 

・行政手数料(事業上必要になった戸籍謄本とか住民票などの発行手数料)

勘定科目は、「支払手数料」とか「雑費」で処理されると思いますが、これは、非課税仕入なので、手で、税区分を変更する必要があります。

会計ソフトは、「支払手数料」も「雑費」も課税仕入と判断します。

 

他に気になる項目があったら、お気軽にお尋ねください。 

消費税法は、創設された年に、税理士試験の内容をバッチリ勉強したので、大抵のことはお答えできるかと思います。

消費税法ができた年って覚えておられます?

平成元年なんですよ。何年前やぁ?ってことは、分からない人です。(;^_^A 

 

(2)社会政策的配慮に基づくもの

いわゆる、弱者保護になります。

 

・地代家賃(賃貸料)

住宅を借りなきゃいけない人は、一般的には、借りなくても良い人よりは弱者とみなされるわけです。これ、意識的に購入されない人もいるので、一概に言えないと思うんですが…。

 

そのため、居住用建物の賃借料非課税仕入です。

教室とか事務所などの事業用建物の賃借課税仕入です。

会計ソフトは、「地代家賃」は課税仕入として判断します。

居住用建物の家賃は、そもそも、事業用の経費に入れないから良いって感じですが、例えば、居住用と店舗用の両用だった(在宅ワークなども関係あり)場合は、一気に「地代家賃」で処理できないですね。

面倒ですが、按分して、処理する必要が生じます。

 

そんなときも、どうせ、毎月、定例的に発生する内容なので、仕訳辞書に登録しておけば、ドラッグ(あるいは、クリック)だけでOKです。

 

仮に、家賃300,000で、店舗2、自宅1だったら、次のような伝票辞書を作成しておきます。

下の仕訳は、普通預金口座から自動引落しされていると仮定しています。

(借方)地代家賃 200,000(課税仕入)   (貸方)普通預金 300,000(対象外)

    事業主貸 100,000(対象外)

法人なら、借方の「事業主貸」は「役員貸付金」ですね。

 

あ、ちなみに、自動取込は、こんな2行にはしてくれません。

借方は「諸口」とか「複合」とかという勘定科目になってしまうので、自分で手直しをするか、個人的には、逆に、こういうのは取り込まずに(取り込むか取り込まないかは自分で判断できる)、伝票辞書を作成しておいて、そこから引っ張るほうがおすすめです。

 

 

補足ですが、弥生の伝票辞書の登録は「F12」キーです。

「F12」キーの意味は、ご存じの方も多いかと思いますが、ワードやエクセルなどのソフトで、「ファイル」→「名前を付けて保存」を順にマウスでクリックして行くのと一緒ですね。

これが、「F12」キーの一発だと、どれだけ速いか?(笑)

 

こういう統一したショートカットキーを利用できるのも、このソフトが気に入っている大きな理由の1つです。→DOSの時代を分かっている方が作っておられると思われる。

こういう細かい部分の積み重ねが、実は、かなりの時短に繋がります。 

 

 

P.47の入力例が、滅茶苦茶古くて申し訳ありません。

いずれ、10%の入力例に直しておきますが、会計ソフトでは、こんな感じで、手修正する必要がありますよという例です。 

Googleウォッチに「Suica」を追加 他

直接関係がある方は、殆どいらっしゃらないと思いますが、残します。

「Pixel 7」と「Googleウォッチ」をペアリングしていて、「8」に切り替えたい場合です。

先ずは、「7」とのペアリングを解除すると、通常のペアリング画面が表示され、手順に沿って行くだけで、簡単にペアリングが終了します。

あ、両方ともフル充電しておきます。

 

2つ目は、スマホの「Suica」アプリとは別に、ウォッチにも「Suica」を追加する場合の手順です。(要は、カード2枚持ちと同じ状態)

 

「Suica」は、スマホのロックを解除しなくても良いし、どの画面を開いていても使えるのが魅力ですが、唯一、チャージに時間が掛かるのが難点です。

 

そこで、私は、2カード持ちをしています。

 

「Suicaでお願いします」って言ってから、通常はウォッチをかざしますが、万一、残高が不足していた場合は、すかさず、スマホをかざします。

これで、レジでお邪魔にならなくて良いかな?と…。

 

「PayPay」などのキャッシュレスをお使いの方も、シニアの方は、結構、支払画面まで行く手順が大変かも知れませんので、スマホに「Suica」を入れておかれるのもおススメです。

 

 

「PayPay」と「Suica」を1つのテキストにまとめようと思っているのですが、身体は1つなので、順番ですね。(;^_^A

ああ、それに、「VISAタッチ」も記載しておくと、ゴールドじゃなくても、ポイント5%だったかが付くので、魅力的ですね。(笑)

 

今の時代、電車やバスまで「VISAタッチ」でOKなのでビックリです!

明日は、ちょっと、あれこれ交通機関を利用する必要があるので、早速、試してみます。 

あ、途中、カードを選択する手順を書き忘れたけど、分かると思います。(;^_^A

今日もハッピー♪
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