教室に通うのが楽しくなるテキストです。

簿記3級(17)補助元帳/商品有高帳/会計ソフト導入

こんばんは。 

問題5-5は、昨日の続きでやってしまうと良かったような問題でしたね。

 

【問題5-5】

問題5-3や問題5-4の略式です。

略式の総勘定元帳(売掛金及び買掛金)と、補助元帳(売掛金元帳と買掛金元帳)です。

 

総勘定元帳」の「売掛金」勘定と、「補助元帳」の「高知商店」と「横浜商店」の合計は一致します。

「買掛金」勘定も同様です。

 

【問題5-6】

補助簿の2つ目として、「商品有高帳(ありだかちょう)」が登場してきました。

商品有高帳は、商品の出入を記録する「補助記入帳」になりますが、

  • 記帳は、各商品ごとに行います。→問題5-6ならハンカチ(婦人用)だけ
  • 払出は、原価で記入します。

正直、「商品有高帳」が、今の時代にも利用されているかどうかは微妙で、あくまで、検定試験用と割り切って学習されても良いと思いますが、2級の工業簿記の下地にもなりますので、いずれ、2級まで目指す予定の方は、疎かにされないほうが良いかと思います。

 

記帳方法は複数あり、3級では「先入先出法」と「移動平均法」を学習します。

  • 先入先出法:先に入れた(仕入れた)ものから、先に出した(販売した)とみなして記帳
  • 移動平均法:異なる単価の商品を仕入れるごとに、平均単価を求めて記帳

 

本問は、「先入先出法」になります。

6/1  紳士用と婦人用がありますが、問題が婦人用なので婦人用のみ記載します。

6/6  残高を記入する際ですが、単価が6/1仕入分と同じなので、合計数量を書きます。

※ この段階では、暗算でもできてしまいますが、電卓の使い方を練習しておきましょう。

123×12=

123×23=

123×34=

というような計算が必要になった場合、

掛けられる数を記憶するために、123××と、×を2回押します。

次に、12=1,476 23=2,829 34=4,182 という感じで、次々計算ができます。

工業簿記でも活躍する機能です。

 

6/12  販売単価が記載されていますが、必ず、前日残の原価150で記載します。

6/18  前日残の単価と異なる単価の商品を仕入れたので、残高欄は2行に分けて記載します。

      2種類の単価の商品が残っていると分かるように2行に書き、「{ 」でくくります。

6/24  先に仕入れたものから先に出すということで、

    先ず、150円のものを200個全て出します。

    足りない20個は、後から仕入れた165円のものを出します。

    6/18の残高欄同様に、2行になるので、「{ 」でくくります。

6/30  残高欄が6/18同様に2行になります。 

会計ソフト入力練習(免税事業者1)

上の問題を会計ソフトに入力する準備をしてみます。

  1. 「やよいの青色申告(または、弥生会計)」を起動します。
  2. サイドメニューの「事業所データ」をクリックします。
  3. 「データの新規作成」をクリックします。
  4. 「次へ」をクリックします。
  5. 「個人/一般」が選択された状態で「次へ」
  6. 「氏名」や「屋号」は適当に入力してください。
    後でわかるように、画像のように、(免税)を付けておいてください。
  7. 「青色申告」が選択された状態で「次へ」
  8. 「令和05」の状態で「次へ」
  9. 「不動産に関する科目を使用する」はチェックがないままで「次へ」
  10. 「優良な電子帳簿保存を行う」をクリックして、「次へ」
    内容が気になる方は、ボタンをクリックして内容を確認してください。
  11. 保存先の設定は、「このコンピュータ」を選択して「次へ」
  12. 「作成開始」をクリック
  13. 「完了」をクリック
  14. 「免税事業者」が選択された状態で「次へ」
  15. 「登録」をクリック
  16. 「完了」をクリック
  17. 導入設定の確認画面が表示されたら「いいえ」を選択
    これで、準備ができました。

問題の勘定科目があるか、確認してみます。

  1. 「科目設定」をクリック
  2. 上の行は「貸借科目」が選ばれた状態で確認できます。
    すべて、同じ科目がありました。
  3. 下の行は、画面上部のタブで「損益科目」に切り替えます。
    「給料」と「給料賃金」、「保険料」と「損害保険料」が異なりました。
    本来は変更する必要はないのですが、変更の練習だと思って変更してみましょう。
  4. 「給料賃金」をダブルクリックします。
  5. 「勘定科目名」の「賃金」だけ削除します。
  6. 「OK」をクリックするか、[Enter]を押します。
  7. 同様に「保険料」も直してみましょう。
  8. 「サーチキー英字」の「SONGAIHO」を「HOKEN」に修正します。
    「サーチキー数字」は使用しないので、このままでOKです。
  9. 「OK」をクリックするか、[Enter]を押します。

これで、科目は問題の指定科目と同じになりましたが、次に、入力作業を少しでも早くするために、「サーチキー」を自分の入力する方法に修正します。(ヘボン式か否か?)

私の場合は、「し」と入力する際「SI」と入力します。

普段から、「SHI」と入力するという方は、特に直す必要はないです。

  1. 「仕入高」の「サーチキー英字」欄を1度クリックします。
  2. 青く反転したら「SHI」の「H」だけ取ります。
  3. 他に、ご自分の入力と異なる場合は、サーチキーを直してみましょう。

例:

貸借科目の普通預金:「TSU」→「TU」

貸借科目の車両運搬具:「SHA」→「SYA」

損益科目の地代家賃:「CHI」→「TI」

 

参考までにってお話ですが、
新規作成って、
ワードでもエクセルでも[Ctrl]+[N]じゃないですか?
Newの「N」ですよね?
ブラウザでも同じで、[Ctrl]+[N]で新たなブラウザが起動します。
実は、弥生も、そのショートカットキーが使えるのです。
最初の手順2.3の代わりに、どの画面からでも[Ctrl]+[N]で新規作成が可能です。

 

「キャンセル」あるいは、「ESC」で閉じれば、問題ないので、お試しください。


弥生はDOSの時代=マウスがなくて、全てキーボードから入力した時代
のショートカットキーが使えるのが素晴らしいと感じます。

正直、大拍手ものです。ww
個人的に、こういうソフト共通のショートカットキーは、非常に重要だと思うのです。

 

今日は、ここまでにしておきます。

どこにどんな勘定科目があるかを見るのも、良い勉強になりますね。

後は、右上の「✕」(閉じる)ボタンで閉じておけば、ここまでの内容を自動的に保存してくれます。

 

あ、ちなみに、「✕」ボタンをクリックの代わりは、[Alt]+[F4]です。

これ、昔、担当クラスでやったら、生徒さんに非常に喜ばれました。

 

仮に、ワードを起動していたとしたら、ワードを終了して、パソコンを終了するまで、すべて、この[Alt]+[F4]で行けます。(^^)v

ブラウザでご覧になっているときも同様ですね。

最後のパソコンを閉じる画面は[OK]が選ばれていると思うので、そのまま、[Enter]を押せば良いです。

[Alt]+[F4]→[Alt]+[F4]→[Enter]

って感じですね。

今日、視聴させていただいたYouTube

ホリエモンさんのお話は、面白いです。

今日の夕食時は、下のYouTubeを視聴させていただきました。

 

【ホリエモン】1ドル=200円になる時代が来る!?まもなく、超円安になる時代に突入します【切り抜き】

 

かなり前の動画なんですけどね。

もっと、リアルタイムで視聴して勉強させていただかないとね。(;^_^A

 

ちょうど、今日は、こんなニュースが流れて来ていました。

円、33年ぶり安値接近 「為替介入ライン」試す攻防に 

今日もハッピー♪
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