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簿記3級(24)手形取引/伝票辞書/投資の基本

こんばんは。 

今日は、手形取引」について学習します。

3級の学習範囲は、「約束手形」になります。

約束手形は、文字どおり、いついつになったら払いますねと約束して、発行(振出)します。

振り出した人:後日手形代金を支払う義務があるから「支払手形」(負債)

受け取った人:後日手形代金を受け取る権利があるから「受取手形」(資産)

という勘定科目で処理します。

 

【問題9-1】

(仙台商店)

5/1

手形を振り出した際の処理です。

「商品を仕入れ」で、(借方)仕入

「代金は約束手形を振り出して支払った」で、(貸方)支払手形

5/31

手形の支払期日が到来して、無事に決済された際の処理です。

※ 余談ですが、「無事に」って書いたのは、無事に決済されない場合もあるからです。

 いわゆる、手形の不渡りのことです。

「満期日となり当座預金から引き落とされた」ということで、

(借方)支払手形(負債の減少)→支払ったので義務がなくなった。

(貸方)当座預金(資産の減少)

になりますね。

群馬商店は、この逆の立場なので、考えてみてください。

 

【問題9-2】

一旦、掛仕入(掛け売り上げ)しているだけで、流れ的には変わらないですね。

解説は不要かと思います。

 

余談ですが、

手形には「約束手形」の他に「為替(かわせ)手形」というのもあるのですが、これが、3級で学生を一番悩ませたといってもいいくらい簿記初心者には理解が大変だったようです。

図を描いて、学生の名前を振り当ててイメージしやすくやったんですけどね。(笑)

 

その「為替手形」が3級の試験範囲から外れていますので、安心してください。

平成28年(7年前)からは、3級だけではなく2級にも出題されなくなったようです。

まあ、実務でも「為替手形」って見かけたことないし…。(;^_^A

 

雑学程度に、どんなものかっていうと、

Aさんが、Bさんに向かって、あなたに10,000円貸してあるよね?

その分で、Cさんに10,000円払っておいてほしいんだけど…。

みたいな感じです。

BさんとCさんは、知り合いじゃないかも知れないし、普通はこんなことしませんよね?(;^_^

会計ソフト入力練習(伝票辞書の活用ほか)

【振替伝票から入力した取引】

画像は、昨日の入力が終わった状態で、「仕訳日記帳」を開いた画面です。

  1. 「やよいの青色申告」を起動
  2. 「取引」の画面を表示
  3. 「仕訳日記帳」をクリック

振替伝票から入力した取引は、画像のように日付の左に色が付きます。

その部分をダブルクリックすると、元の伝票が表示され、修正も可能です。

修正後は、「F12」で登録を忘れないようにしてください。

この画面に戻って来たい場合は、画面左上の「戻る」をクリックします。

 

【摘要欄のコピー&ペースト】

摘要欄は、実は、1つの取引に対して1つだけではなく、同じ内容でも良いので、各行ごとに入れておいたほうが、後からのチェック時に分かりやすくなります。

 

9/1の仕訳の摘要を「現金仕入及び掛仕入」と修正し、2行目にもコピーしてみましょう。

  1. 9/1の淡い緑の部分(伝票セレクタ)をダブルクリック
    これで、振替伝票が開きます
  2. 1行目の摘要欄に、例として「現金及び掛仕入」と入力
  3. この摘要をコピーするために、一旦、下向き矢印キーで下の行の摘要欄に移動
  4. 再度、上向き矢印キーで上の行に移動して、青く反転したら、[Ctrl]+[C]でコピー
  5. 下向き矢印キーで下の行に移動して、[Ctrl]+[V]で貼り付け

まあ、摘要の書き方は適当すが、摘要欄のコピーの練習だと思ってください。

伝票に限らず、現金出納帳画面からでも預金出納帳画面からでも、その他の帳簿画面からでも同じ操作でコピペできます。

 

上向きや下向きの矢印キーは、キーボードからマウスに手を移したくないのでキー操作で行っていますが、要は、青く反転していれば選択された状態だということで、マウスでクリックしていただいても全然問題ありません。

 

【伝票辞書の活用例】

取引内容を見てみると、毎月、あるいは、毎年、定例的に発生する内容があるかと思います。

 

そういう取引は、「伝票辞書」というものに登録しておいて利用すると便利です。

どなたも、絶対に利用されると良いのが、「決算修正仕訳」です。

決算時特有の仕訳になりますが、年に1度のため、

「え~~っと、どういう仕訳をするんだっけ~?」って思いますよね?

そこで、伝票辞書に登録しておけば、毎年使えて便利になります。 

 

では、昨日、最後に登録していただいた借入金の返済の辞書を使ってみましょう。 

  1. 「振替伝票」を表示します。
  2. 後で削除しますので、日付は特に変更しないで、そのままで結構です。
  3. 画面右上の「伝票辞書」をクリック
  4. 昨日登録したサーチキーの「KA」程度まで入力して、
    「借入金返済」が表示されたら、[Enter]
    これで、同じ仕訳が入力できたかと思います。
  5. 金額に変更があれば、金額欄をクリックして変更します。
  6. 伝票登録のために「F12」

これ、毎月や毎年発生する取引に利用すると、楽だってお分かりいただけるかと思います。

ちなみに、「弥生会計」の方は、3~4の手順代わりに辞書をドラッグしてくるだけです。

伝票辞書は、他の帳簿からの辞書とアイコンが違うので分かりやすいですね。

他は、今までの部分を含めて、本当に「弥生会計」と「やよいの青色申告」の操作の違いは、殆どないです。

 

個人的には、「取引」画面に「総勘定元帳」アイコンがないのが、唯一、気になります。

まあ、「決算・申告」画面にはあるし、メニューからも開けるんですけどね。

そんな微細な部分で差を付けなくても良いのになぁと常々感じています。(;^_^A

 

下の画像は、弊社の伝票辞書を使った入力の一例です。

絶対に毎月発生しますが、摘要欄も含めて毎度入力は面倒ですからね。

しかも、これ、自動取込すると「普通預金(PayPay銀行)」で純額しか取り込めないので、うっかり「支払手数料」の計上を忘れないように、伝票辞書を活用しています。

 

直しているのは、金額と〇月分の月の部分だけです。

摘要欄も、上の行をコピーしているのは、後から「仕訳日記帳」や「総勘定元帳」でチェックを行う際に、支払手数料が何の支払手数料か分からないからです。

投資、スタートは早いほうが良いけど焦るとダメ!(;^_^A

個人的な話題から入ります。

 

先ず、「高島屋」は、岐阜県出身ということもあってか、名古屋店より岐阜店のほうが、しっくり来るので、主に岐阜店を利用していました。

ただ、岐阜市って、本当に街全体が高齢化しているっていうか…。

そのため、岐阜店は来年7月で閉鎖されることになるんだろうと思っています。

 

高島屋の中で一番利用するのがPiere Cardinというお店だったのですが、創始者が亡くなられてから、高島屋のPiere Cardinに商品が入って来なくなりました。

 

高島屋の株は100株以上で株主優待(10%割引)が受けられるのですが、500株未満だと購入金額に上限があり、500株以上保有すると、購入限度額が無くなります。

そのため、500株保有していたのですが、Piere Cardinが高島屋から消えて、個人的には、高島屋の魅力がかなり減ってしまいました。

そこで、100株だけに減らして、処分しようと思ったのです。

 

でも、「高島屋友の会(12ヶ月分で13ヶ月分になる積立ね)」と「株主優待カード」は併用できるので、とてもお得!!

最低、100株は残しておかないとね。

 

ただ、これから購入される方は、権利確定日が2/27なので、購入してもすぐに株主優待カードが届く訳ではないんです。

届くのは3月頃かな?

私は、去年の2月の権利確定日より後に購入したので、8月の権利確定日以後で、9月頃に届きました。(権利確定日の後が一番安く購入できるかな?)

 

NISA枠を超えている部分は来年になって非課税になってから手放そうと…。

まあ、2/27が近づくと上がると思いますしね。

NISA枠って微妙で、手放したからと言って、その分、枠が増える訳じゃないので、手放す必要がないものは保有したままが良いです。

でも、私は資金に限りがあるから…。(笑)

 

高島屋は、身分不相応に500株持っていたので、100株だけにする予定なんです。

株は、殆ど100株単位で購入できて、M&S全世界株なんてのは4株だけなんですよ。

いわゆる、NISA枠の端数がある分だけ購入したというものです。(;^_^A

でも、配当金も加算して率換算すると12%ということで、なかなか、頑張ってくれています。

 

しばとんさん他YouTuberの多くの方が薦めておられるオルカンも買ってあります。

株と投資信託がほぼ半々です。

株は、あくまで、値上がりや配当金より株主優待目的のお楽しみ系です。

投資信託は、まあ、放っておけば、「みなしお小遣い」が増えて気分が良いかなと…。(笑)

若い方のように、バリバリ資産を増やそう!という気はあまりなくて…。

 

 

前哨戦で、個人的なことを書いたのは、実は、昨夜、ある人から相談メールが来ました。

夜間は通知オフにしているので、メールに気づいたのが深夜1時過ぎ!

おかげで、寝不足だよ~~!(笑)

って、まあ、その時刻はまだ寝ていないのだ。

 

ただし、私は、投資の超初心者ってことをお忘れなく!

自分でググったほうが良いくらいだよ。

いやぁ!しかし、そこは早まらずに翌日相談して欲しかったところ。(;^_^A

 

株を購入するときに、「預り区分」という項目があるのですが、

現在、「特定」「一般」「NISA」「旧NISA」と4つから選択できるようです。

私は「一般」と「旧NISA」しか表示されません。

 

口座開設時に説明画面が表示されたと思うのですが、「特定」か「一般」かは、次の3種類から選択したと思います。

  • 一般
  • 特定(源泉徴収あり)
  • 特定(源泉徴収なし)

私は、どうせ、事業の関係で「確定申告」はするしってことで、「一般」にしました。

確定申告が不慣れな方には、「特定(源泉徴収あり)」が一般的には薦められていますね。

選ぶときに、自分でもしっかり情報収集したつもりですが、忘れています。(;^_^A

 

「特定(源泉徴収あり)」は、20.315%の税金が徴収されて完結っていう感じのようですが、場合によっては(私のように低所得者は特に)確定申告をしたほうがお得になります。

っていうか、そもそも、そんな高額な売却益や配当金、出てないし…。(;^_^A

でも、税務署には、全部わかっているから、絶対に申告漏れはダメですよ。

 

少し脱線しますが、預金とかもマイナンバーカードと紐づけると自分の資産が分かってしまうからと思われている方があるようですが、マイナンバーカードと紐づけようが紐づけまいが、ちゃあんと、税務署には、銀行から情報が届いていますから一緒なんですよ。(;^_^A

 

 

【昨日の動画の補足】

信託報酬(株や債券を保有している間中、ずうっと支払う手数料)ですが、しばとんさんのYouTube動画を7ヶ月前という古いものをご紹介したので、手数料が変わっています。

現在は、かなり最近からですが、SBIも楽天も信託報酬が引き下げられています。

 

以下は、AIの回答の一部です。

「オルカン」は、つみたてNISA対象商品です。

つみたてNISA口座では、最長20年もの間、税金がかかりません。 

「オルカン」は、2023年9月に信託報酬を0.05775%に引き下げました。

 

凄いですね。

ということで、仮に、実店舗のある銀行等と比較すると…。

手数料だけで、600万円とか800万円の差が出るってお話しされているんですね。

動画のときより、更に手数料下がってるので、もしや、1,000万円くらい???(^^)/

計算する気はない。っていうか、多分、20年も積み立てられない。(笑)

 

私は、新NISAの「つみたて投資枠」は、オルカンで予約してあります。

 

 

今日もハッピー♪
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